初音ミクの二次創作ガイドラインは?商用利用や注意点など

初音ミクの二次創作ガイドラインは?商用利用や注意点など
出典:https://piapro.net/pages/character

作品概要

初音ミクは、クリプトン・フューチャー・メディアが開発したバーチャルシンガーソフトおよびそのキャラクターで、「電子の歌姫」とも呼ばれる。「ボカロ」文化を築き、ネット発の音楽シーンを変革した。キャラクター・ボーカル・シリーズ第1弾として登場し、爆発的ヒットを記録。「初音ミク現象」として様々なクリエイターが参加し、新たな創作文化を形成した。国際的な人気を持ち、舞台芸術やアニメ、アパレルなど幅広いメディア展開が行われている。消費者生成メディア(CGM)として二次創作が活発で、公式も創作活動を支援。2012年時点で10万曲以上の関連楽曲が制作されている。

概要

初音ミクの登場により「ボカロ」文化が誕生し、音楽シーンに新たなジャンルが確立された。2007年の「ニコニコ動画」ブームと相まって、ユーザーによる創作の連鎖(N次創作)が活発化。ミクは創作のハブとなり、音楽・イラスト・アニメなど多分野に広がった。商業展開も進み、フィギュア・ライブ・モータースポーツ・書籍・企業コラボなど多岐に渡る。メジャーレーベルも参入し、ボカロ音楽はオリコン1位を獲得。2023年時点で「音楽革命」と評される存在となった。

開発元:クリプトン

公式の二次創作ガイドライン

項目可否内容
二次創作一部可非営利かつ無償での二次創作は許可されている。商用利用を伴う場合は別途許諾が必要。
商用利用一部可法人や営利目的の利用には許諾が必要。個人の非営利かつ有償の活動はピアプロリンク申請が必要。
クレジット表記一部要二次創作物にはPCLクレジットの記載が推奨される。規模が大きい場合は表記が必須。
素材利用一部可公式画像の利用は原則不可。ただし、PCLの範囲内で手描き模写や特定条件下の利用は可能。
収益化一部可niconicoやYouTubeの公式プログラムでの収益化は可能。非営利有償配布はピアプロリンク申請が必要。

引用:公式ガイドライン

主な二次創作ジャンルと作品例

初音ミクの主な二次創作作品は以下の通りです。

  • 同人誌
  • 音楽
  • フィギュア

販売サイト・サークル

  • BOOTH https://booth.pm/ (同人誌、音楽、フィギュア )
    • クリエイターが自身の作品を販売できるマーケットプレイス。初音ミク関連の同人誌や音楽、フィギュアなどが多数出品されている。
  • DLsite https://www.dlsite.com/ (同人誌、音楽 )
    • 同人作品のダウンロード販売サイト。初音ミクの同人誌や音楽作品が豊富に揃う。
  • メロンブックス https://www.melonbooks.co.jp/ (同人誌、音楽 )
    • 同人誌や同人音楽の専門店。初音ミク関連の同人誌や音楽CDを取り扱う。
  • とらのあな https://www.toranoana.jp/ (同人誌、音楽 )
    • 同人誌や同人音楽の販売店。初音ミクの同人誌や音楽作品を多数取り扱う。
  • ニコニコ静画 https://seiga.nicovideo.jp/ (イラスト、フィギュア)
    • ユーザー投稿型のイラスト共有サイト。初音ミクのイラストやフィギュアの写真が多数投稿されている。

関連ニュース

初音ミクの著作権と二次創作に関するガイドライン
https://piapro.jp/license/character_guideline

ピアプロリンクと二次創作の解説
https://note.com/hiyori1105/n/n58a91742cb76

「プロジェクトセカイ」二次創作利用に関するガイドライン https://pjsekai.sega.jp/guideline/index.html

初音ミクと著作権に関する技術コラムへの批判コメント
https://www.kobore.net/candy.html

ピアプロリンクに関するQ&A
https://blog.piapro.net/2009/07/qa.html

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