
作品概要
角川ゲームスとC2プレパラートが開発し、EXNOAが提供するブラウザゲーム『艦隊これくしょん -艦これ-』は、2013年からサービスを開始した日本の育成シミュレーションゲーム。
公式略称は「艦これ」。
初期はDMM系列が知的財産権を所有していたが、2020年にEXNOAに移転し商標所有者が移転後も関連商品のクレジットはDMM記載のままとなっている。
しかし2022年放送のアニメでは表題の「いつかあの海で」の部分はC2プレパラートが商標を登録・所有したため、一つの表題を2社がバラバラで管理する体制となり複雑になっている。
『艦隊これくしょん -艦これ-』では、プレイヤーは「提督」として実在した太平洋戦争期の大日本帝国海軍の鎮守府や泊地を基に命名されたゲームサーバーに接続し、「艦娘(かんむす)」と呼ばれる女性擬人化された艦艇を母港で管理する。プレイヤーはこれらの艦娘を率いて戦闘、演習、遠征などのミッションを行い、敵「深海棲艦」を撃破して進捗を達成していく。 各艦娘には固有の耐久力があり、小破以上でアイコンから黒煙が出る。中破以上の状態になるとグラフィックが変化し、0になったら轟沈してしまって復活は不可能。戦闘で敵を倒すか演習で勝利することで経験値を得てレベルアップし、一定値に達すると改造可能。改造で史実に基づいた強化や別の仕様への変更が行われる。また、特定の条件で資材を使用して特殊なイベントが発生し、ケッコンカッコカリイベントで台詞を聞くことができる。 海域には7つのエリアと4つ以上のマップがあり、プレイヤーは難易度の低いマップから順に敵艦隊と戦いながら最奥部を目指す。五番目以降のマップは「EO」と名付けられており、非常に高いレベルの艦娘で挑む必要がある高難易度ステージ。期間限定イベント時には特別なマップが出現し、新艦娘や装備を入手できる。 ゲーム内で必要となる物資には燃料、弾薬、鋼材、ボーキサイトがあり、これらは時間経過や戦闘勝利で手に入る。建造や回復に必要な「開発資材」や強化用の「改修資材」も存在し、工作艦「明石」を入手することで装備の強化が可能。また、日や週単位の任務があり、クリアすればボーナスアイテムや特典が与えられる。 ゲーム内では現実時間に応じた昼夜や季節が反映され、執務室内には秘書艦がおり、イベント時には特別な着替えや台詞を話す。課金アイテムを使って資材を購入する場合、注意が表示されるようになっている。
開発元:角川ゲームス・C2プレパラート・角川アーキテクチャ
発売元:EXNOA
アニメ制作会社: ディオメディア・ENGI
公式の二次創作ガイドライン
項目 | 可否 | 内容 |
---|---|---|
二次創作 | 一部可 | 「慣例的な同人活動」であれば問題ないが、一般商業ルートでの商業二次著作物は許可が必要。 |
商用利用 | 一部可 | 「角川ゲームス」の許可が必要な場合に限りOK。他は禁止。 |
クレジット表記 | 必要 | 適切に提督が表記するように求められるが、公式許可を得ないでゲームシステムや音素材などを使用することは不可。 |
素材利用 | 不可 | HPやツイッター等で本ゲームを紹介すること以外では、ゲームの絵素材/音素材等を使用することは不可 |
収益化 | 一部可 | 「角川ゲームス」の許可が必要な商業二次著作物でのみ可能。 |
引用:公式ガイドライン
主な二次創作ジャンルと作品例
艦これの主な二次創作作品は以下の通りです。
- 同人誌
- 小説
- 音楽
- フィギュア
- メロンブックス:多くの艦これ同人誌を取り扱う同人ショップです。
- DLsite:艦これの同人誌や小説をデジタル配信しています。
- IOSYS:艦これのアレンジ音楽を制作している同人音楽サークルです。
- 幽閉サテライト:艦これ関連の楽曲を手掛ける音楽サークルです。
- あみあみ:艦これのフィギュアやグッズを豊富に取り扱っています。
- ホビーサーチ:艦これ関連のフィギュアを多数販売しています。
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